筆者はある時、部屋に雑然と広がるガラクタの中から、1冊の本を見つけなければなりませんでした。
しかし、蔦のように絡まるコード類、積み上げられた本やCD、DVD、横たわるモニター、ほこりを被った衣類、、、探せども見つかりません。
やっとの思いで見つけた時、こう思いました。
「モノの場所をデジタルで管理できんかね?」
・・・そこで、まずは”モノの場所”を作るために、収納グッズを用意することにしました。
まずは収納場所を確保
本棚やカラーボックスなど何を用意すればいいか悩みましたが、ゆくゆくはいろいろなものを断捨離したいと思っているため、折りたたみ可能なボックスが良いと考えました。
折りたたみ可能なボックス・・・。コンテナ・・・ボックス・・・?
少し前から、なぜだかロマンを感じていたコンテナボックスが頭に浮かび、思い立ってからすぐに、気付けばAmazonで注文をしてしまっていました。
到着した商品がこちら。
トラスコさんの50Lのコンテナボックスです。大きさの比較用にiPhone 6Sと一緒に撮影しました。
組み立てる時のカチッカチッとハマるギミック感、きっとこれが筆者の胸の奥にあったコンテナボックスへのロマンだったのでしょう。楽しい。
これが・・・
6個。
なぜでしょう。6個も購入してしまいました。300Lですね。ただ、写真のようにコンテナ同士がぴったりとハマるような造りになっているので、それを体感するには複数個のボックスを購入する必要があったのです。それにしても6個は多すぎたでしょうか・・・?
収納場所に住所を振ってみる
買ってしまったものを悩んでも仕方がありません。
当初の目的に戻り、今度は場所に”住所”を振ってあげます。全く同じ場所が6個なので、とりあえず、1〜6の番号を振ります。
上記の写真のようなシールを作ってみました。筆者はちょっと前に購入した「カシオ ラベルライター ネームランド KL-TF7 スタンダードモデルテープ付セット」を使用しました。
印刷して、ペタペタ。
凄まじく業務用感がありますが、一旦、これで”場所”が6個できたということにしましょう。
全部、ボックス状にして積んでみるとこんなに大きくなります。
物凄い収納力がある反面、いらなければ折りたたんで保管すれば場所を取らない・・・、最高じゃないですか。
モノをデジタルで管理する
さて、ここからは、本題である「デジタルで管理する収納」をご紹介していきたいと思います。
たとえば、1番のシールを貼った「コンテナボックス1」に、上記の4冊の本を収納するとします。
スマホ上でモノの場所を管理するアプリはたくさんあるようですが、今回は、最も手軽で使いやすそうと思った下記のものをベースに「デジタル時代の収納術」をイメージしていただければと思います。
「かたづけ管理 MonoMemo – 簡単操作で整理整頓 -」をApp Storeで
このアプリでは、モノをどんどん登録し、それを事前に登録しておいた収納場所に振り分けることができます。
今回であれば、まずは収納場所として「コンテナボックス1」を登録します。そして、アイテムとして4冊の本をひとつずつ登録し、リアルの収納と同じように、コンテナボックス1の中に入れていきました。
これで、リアルとデジタルの間で、同じような収納状態となりました。
このようにすることで、コンテナボックスを開けなくても・・・
中に、どんなものが入っているのかが、一目瞭然となります。これは便利です!
たとえば、こんな探し物・・・
さらに、たくさんのコンテナボックスがある部屋の中から、収納をした「やさしいデザインの教科書」という本を探してみたいと思います。
- 作者:瀧上 園枝
- 出版社/メーカー: エムディエヌコーポレーション
- 発売日: 2018/04/17
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
このアプリでは、アイテム検索をすることができるので、検索窓に本のタイトルの一部である「デザイン」と入れてみます。
すると、一件ヒット。詳細をみてみると・・・
そうそう、探していたのはこの本です。かたづけ場所が「コンテナボックス1」となっているので、どうやら、この本は1番のコンテナボックスの中に入っているようです。
・・・といった具合に、ほこりでむせながら掘るように探し物をしなくてすみ、探し物へダイレクトにアクセスすることができるようになるわけです。
おわりに
今回は、コンテナボックスという家庭の収納ではちょっと珍しいものを使ってしまいましたが、もうすでにご自宅にある収納場所や本棚でも、このように持ち物をデジタル管理することが可能です。
筆者はまだ例に挙げた4冊しかデジタル管理できていないわけですが、これからコンテナ6個をフルに活用して、どんどんアプリにモノを登録し、管理していきたいと思っています。一緒にはじめてみませんか?
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